P-Agent 武田翔 あのHYIP案件を検証して注意を喚起

P-Agent

P-Agent 武田翔

 

こんにちは!money講座です!

 

今日ご紹介するのは

こちらになります!

 

2020年末から話題のこの案件ですが、

すでに”飛んだ”可能性が高い話であり、

副業を真剣に探している方なら今さら登録する人はいないと思われるため、

今後似たような話に引っかからないようバッチリさらしていきます!

お楽しみに!

 

それでは参りましょう!

 

 

目次

P-Agent とは何だったのか

 

まずビジネスモデルについて。

大まかに言えば「簡単な代行業務」でした。

具体的には、

Qoo10というECサイトで”架空の買い物(仮購入)”をして、

”架空の人気”や”架空の販売実績”を作ることにより、

最終的に販売者の評価と売り上げをアップさせることを目的としたものです。

 

ビジネスをはじめるにあたって

この副業をはじめるには、

最低1万円から参加が可能でした。

その資金から商品を仮購入することになります。

月利に換算すると40%前後で稼げるとの謳い文句でした。

初期投資の低さと月利の高さ。

先ずここで一度疑うべきでしたね・・・。

 

作業内容と収益

このシステムの大きな特徴として、

ルーレットがありました。

ルーレットを回すことで商品選択とレビューが自動的に完了。

一日10分で、

午前10時から午後11時59分までスマホで15回回せました。

もし最初の投資額が1万円だった場合の収益は、

毎日150~180円となり、

1か月約4,500円ほど稼ぐことができる話です。

 

仮購入と自動化のメリット

システム内のルーレットで商品の選択も購入も自動的に選択され、

決済の手続きまでも不要という、

ほぼすべてが自動化されてといるといったものでした。

報奨金を受け取る流れすらシステムに組み込まれており、

ただルーレットを回すだけで良いとの謳い文句で、

多くの参加者を募っていたようです。

確かに商品を購入する必要もなく、

自動化された

簡単な作業で利益が出せるのならば、

多くの人が集まったことも納得できます。

 

 

HYIPとMLA

 

ここまで述べてきたことだけを聞けば、

そう悪くはない、

むしろ良い案件なのではと思われるかもしれませんが、

残念ながらそんなことはありませんでした。

巧妙なワナが仕掛けられていたのです。

 

HYIP

ご存知の通り「高利回りの投資案件」という意味。

現在目にするHYIP案件のほとんどすべてはポンジスキームと考えたほうがよいでしょう。

むしろポンジスキームと認識したうえで参加している人も少なくないという異常さもあります。

上層部とつながったうえで情報を得て、

自身も被害者ヅラしながら飛ぶ1階層目メンバーのようなヤツらもそうですし、

そんな連中と異なった認識で参加している人の多くは、

後述するMLA報酬を目的として、

よりリスクの少ないやり方で稼いでいます。

そう。

HYIP案件のポンジスキームといえば、

真っ先にこれを思い浮かべます。

被害者救済どころか今なお拡大し続ける最悪の案件でした。

https://moneykouza.net/pga

PGA 完全終了?最悪の幕引きまでのストーリをたどる!

 

MLA

MLAとは(マルチ・レベル・アフィリエイト)の略称で、

MLM(マルチ・レベル・マーケティング)のアフィリエイト版です。

MLMとの違いは、

商品を直接販売するかアフィリエイトだけで直接の販売を行わないかという点だけです。

つまり誰かを紹介することによって、

ルーレットを回す際により良いランクの案件を選択できるようになります。

これは公式にもイラスト付きで解説されていました。

自分から始まる組織を作り、

その組織下で収益を発生させてその数%を紹介報酬として受け取れる仕組みです。

ちなみに公式とは、

サイトではなくブログで1ページのみしかもアメブロです(笑)

https://ameblo.jp/pagent2020/

笑えるとともに信頼度がガタ落ちする理由のひとつでしたね。

 

ご注意ください!

いまだにネット上では、

紹介報酬目当ての勧誘活動をしている人が大勢います。

おもにはペラサイトですが、

なかには手の込んだアフィリサイトもあります。

気が付くと誘導されていたとの被害報告もあります。

そういった勧誘することが目的のサイトの特徴として、

  • 登録の仕方を画像付きで親切丁寧に紹介
  • 紹介コードの記載とログインページへの誘導

こういったものがあります。

もし見つけたら十分注意してください。

 

 

口コミを見てみる

 

被害に遭われた方々の口コミがネット上に溢れかえっています。

一部ご紹介すると、

11月中旬に登録して、1月5日火曜日に初めて出金申請をしました。翌日の午前中は普通にルーレットをまわせましたが、夕方にサイトを見るとアカウント利用禁止となっていて、サイトが開けなくなりP-a管理というサポートに連絡すると部署が違うからわからないと言われ、何回もメールを入れてやっとアカウントトラブルセンターというラインを教えてもらって連絡しましたが、アメリカからのアクセスがあったとかで、認証金を振り込まないとアカウントが使えないと15万円請求されました。どうして解除にお金がいるのか納得がいきません。振り込み後アカウントは使えて15万円も返すと言われましたが、信用できないので今は保留しています。12月31日に出金申請した人もいてアカウントは使えていますがまだ着金されていないようなので、様子を見ようと思っていますが、年明けからすごく不安です。

 

同じパターンで詐欺にあった方がもういっぱいいますよ。
振込金額はみんな違うみたいですけどね。
出金申請した人かたアカウント使用禁止になっています。
これから続々と被害者が現れて来るでしょうね。

私も年末に全額出金申請しましたが、振込がなく今年に入って何度もサポートセンターに連絡していますが振り込まれません。1万位の申請なら12月下旬でも出金できてる人もいるようです。
ログインはできているので、新たな入金要求はされていません。

 

昨日からサポートセンターからの返信がなくなりました。
自動返信も対応していないみたいです。

振込先だった三井住友銀行と地元の警察に連絡しました。

三井住友銀行からの返答:警察から口座凍結の指示がないので、どうする事もできません。
お客様から被害届の受理はします。

警察からの返答:まだ出金申請から1週間程度しか経っておらず今の時点で詐欺と断定し、銀行の口座凍結をするのは難しい。もう少し待って、完全に連絡が取れなくなったら再度相談ください。

 

 

今はどうなっているのか

 

冒頭で申し上げた通り、

また口コミにもあったように、

残念ながらシステムにログインできず、

もちろん出金などできるはずもない状態になっています・・・。

お金を回収する事はほぼ不可能といえるでしょう。

 

 

特商法に基づく表記のチェックポイント

 

特商法は事業者による違法・悪質な勧誘行為等から、

消費者を守ることを目的とする法律です。

特定商取引法に基づく表記の記載は事業者の義務となっています。

 

この表記がきちんと書かれていない場合は、

消費者に対して法律に即した行動をしない企業だということになります。

 

 

P-Agent 特商法

 

なし。

 

そういうことですよ。

そもそもこの案件は、

情報を公開できないような信用できない企業のオファーだったいうことになります。

 

 

まとめ

 

アメリカ企業のeBayが日本国内で提供するQoo10。

価格もお手頃でバリエーションが豊富なショップが多いので利用する機会もあります。

そんな風に実際に広く知られているからこそ、

信用して参加したかたも数多くいることでしょう。

そこにつけ込んだ手口は、

決して許されるものではありません。

ここを舞台に繰り広げられた詐欺案件。

まさにポンジスキームの典型と言えるでしょう。

こんなオファーは決して珍しいものではなく、

今後も似た案件が必ず現れてあなたの大切なお金が狙われると思ってください。

今回は月利の高さや、

商品を買うだけ(後で返金される)といったカンタンさなどがエサに使われました。

どうかおいしい話や甘い言葉に惑わされず、

冷静な判断でお金を守ってください。

 

最後までご覧いただきありがとうございます!

 

 

【参考】

https://houmu-agent.org/forums/topic/p-agent-%e6%ad%a6%e7%94%b0%e7%bf%94%e3%81%af%e8%a9%90%e6%ac%ba%e3%81%8b%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%8b/#post-3374

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